腰をかがめて上目使いになり、胸を寄せてハイ、ポーズ! これがグラビア界を席巻した「雛ポーズ」であり、雛形あきこ(37)=B83・W57・H85=の人気を決定的なものにした。
やがて雛形はCMディレクターと結婚し、00年には長女を出産。その翌年に“年下マネージャーとの危険な情事”を「フライデー」に報じられたのである。
「2000%、それはありえない!」
野田社長は会見で激怒しながら否定したが、2人はワンボックスカーの後部座席のカーテンを引き、車が揺れる様子までを写真とともに報じられてはもはやアウト。「潔白」は証明できなかった‥‥。
「そのマネージャーも不倫の事実は否定したものの、やはり事務所に残ることはできず、みずから退社を選びました」(グラビアコーディネーター)
さらに報道から2年後、雛形は夫とも離婚。夫が不倫疑惑を捨てきれなかったことと、家庭と仕事の両立で意見が食い違ったことが要因だった。
そんな雛形と同じく、イエローキャブ分裂後も野田社長を慕ってサンズを選んだのが、山田まりや(34)=B87・W58・H86=である。これまでのグラドルと違い、チャキチャキの雰囲気で、頭の回転も速くバラエティ番組でも重宝された。
「野田社長も雛形と山田とでは違う接し方をしていた。雛形にはデレデレだけど、山田には鉄拳を食らわせることもあったそうです」(大下氏)
その仕打ちに対し、山田はこう反論した。
「ひどい、雛さんと扱いが違う。私なんかよりも、雛さんのほうが不良だよ!」
このストレートな物言いこそ山田の魅力だった。
同じ時期、大成はしなかったが、村田洋子(32)=B83・W56・H84=という新人がいた。デビューと同時にCMにも起用され、将来を嘱望されたが00年3月に解雇処分となる。
「マネージャーと逃避行と書かれましたが、実際は村田が若いマネージャーに対して『私のことが好きなら死んでくれる?』と迫ったため、頭を抱えたマネージャーは1人で失踪。そのことを問い詰められた村田は『仕事やる気あるのか?』と聞かれ、あっさり『ありません』と答えたから『じゃあ、やめろ』となったんです」(イエローキャブ元スタッフ)
村田は3年後に同社に復帰したものの、犯した失態を取り戻すことはできなかった。
そして佐藤江梨子(33)の場合は、自身が「死んでやる!」と口走った珍しいケースである。
同社は伝統として「スケジュールがヒマだと男に走ってロクなことがない」との野田社長の考えを順守。そのため、1年に休みが1日もないこともザラだ。元女性スタッフが明かす。
「サトエリの現場マネージャーから事務所に電話がかかってきたの。デビューから1年が過ぎた頃で、サトエリはやつれるくらい忙しかった。それでマネージャーが『今、窓から飛び降りるって言っています』と実況中継。こちらが『休みをやるからって言いなさい』とマネージャーに指示したら、無事に収まったんです」
つい先日、市川海老蔵の元スタッフとの結婚・妊娠を発表したが、06年に発覚した「映画館の妖しいデート」は驚きだった。
「海老蔵に遊ばれただけで3カ月で破局しましたが、本人は私たちスタッフに『向こうのマネージャーに交際を認めるように伝えて!』と連日、訴えてきました」(イエローキャブ元女性スタッフ)
執念のオンナである。