右肘靭帯部分断裂が判明したレンジャーズのダルビッシュ。サードオピニオンを求めてまでトミー・ジョン手術の決断を慎重に先延ばししてきたが、ついに手術を受けることを決断した。となれば、今季は絶望。それでも努めて明るくふるまうのは、野球以外にも打ち込める“余暇活動”への意欲が旺盛だからだろうか──。
メジャー担当記者が解説する。
「今季からレンジャーズの指揮を執る、バニスター監督はダルビッシュ有(28)を高く評価してきた理論派です。ダルにとってはやりやすい環境が整いましたから、『今年こそサイ・ヤング賞を獲るのでは』と周囲の期待も高まっていました。一方で、昨年8月に右肘を故障して以来、実戦からは遠ざかってきた。20種類以上の球種を持ち、ミリ単位で精度にこだわるダルにとって、キャンプでリリースポイントや握りの修正に固執するあまり、故障個所を再発させることも同時に危惧されていました。まさか悪い面が出るとは‥‥」
今季のダルビッシュはキャンプイン早々の2月22日、昨年11月に交際を公表していた元レスリング世界王者・山本聖子(34)が妊娠したことを発表。
ところが、お相手の聖子は昨年10月上旬にハンドボール元日本代表・永島英明との離婚が成立したばかりとあって、一部スポーツ紙が「妊娠6カ月」と報じたことにピリピリし、慌てて「妊娠4カ月」と否定したものである。
「民法上、離婚してから300日以内に妊娠した場合は前夫の子供という規定があるため、打ち消しに躍起だった。一部では、かつて深い関係を報じられた女子プロゴルファー・古閑美保(32)にも、聖子と一緒になることをすでに報告していて、まだ未練のある彼女をひどく落胆させたといいます」(スポーツ紙デスク)
各関係者たちに衝撃をもたらした電撃妊娠発表だったが、ダル自身は思いのほか動揺が少ないようだ。というのも、聖子は13年にダルがホテル密会している様子を報じられたモデル・MALIA(32)の元夫で、格闘家の山本“KID”徳郁(38)の妹である。そんな複雑な人間関係の中でも、彼女と妊娠もいとわない行為を続けてきたのだから、ひとたび情熱を燃やせばマウンド上と同様に肝が据わっているのだろう。
「ダルはマウンドを降りても常に野球、トレーニングのことを考えています。それ以外に興味があるとすれば、オンナに対する野獣のごとき欲望でしょうか。バツイチのダルにとって、スポーツ選手として向上するのを支えてくれ、その手の欲求も満たしてくれる再婚相手として、女子アスリートを選ぶのは必然なことでした。ただ、10年頃より親密になって自主トレにも帯同、献身的にサポートをしてきた古閑さんを選ぶと思っていただけに、速攻で聖子さんとくっつくとはね。もちろん、命を授かったから、他の選択肢を消したのでしょうが‥‥」(球界関係者)
いずれにせよ、ダルにとって女性は常により取り見取りの状態だったはず。ダルは複数の知人にこう豪語したこともあったという。
「オンナが1人だけなんて、俺、満足できないんだよ。2、3人いて当たり前なんだ」