芸能

「脚本・野島伸司」で輝いた女優たち(1)桜井幸子が放心状態で…

20150421nojima_a

 4月10日にスタートした山下智久主演のドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系)で脚本監修を務めている野島伸司。初回視聴率は11.5%と振るわなかったが、毎度、物議を醸す野島ワールドだけに、これからどう盛り返すのか注目が集まっている。

 野島作品といえば、女子高生(桜井幸子)と教師(真田広之)の禁断の愛を描いた「高校教師」(TBS系)はとりわけエグかった。関東地区では先日まで93年のドラマ「高校教師」(TBS系)が再放送され、当時を知らない世代にあらためて衝撃を与えた。

「主演の桜井と真田の禁じられた恋愛のみならず、芸術家の父親を持つ桜井が、14歳の時から父娘を超えた関係を続けていたという、あまりにセンセーショナルな事実が明らかとなります」(テレビ誌ライター)

「娘は私の書斎にいる」

 自宅を訪ねた真田は、ナイトガウン1枚をまとった父親(峰岸徹)に言われるまま部屋に入る。床にはリボンの付いた制服、プリーツスカート、純白のインナーが散乱。そして、部屋奥のベッド上では一糸まとわぬ姿で横たわっている桜井がうつ伏せ寝で放心状態となっている。

 ギョッとした真田が思わずカバンを落とした瞬間、桜井が目を覚まして2人は見つめ合うのだ。

「社会派なテーマでも、ヒロインが性のはけ口にされるような設定を持ち込むのが“野島マジック”なのです」(前出・テレビ誌ライター)

 桜井の同級生役・持田真樹も、このマジックにかけられた。英語教師・京本政樹の偏愛を受け入れる持田は、視聴覚室に連れ込まれ、

「誰にも言うな」

 と強引に押し倒される。誰も来ない放課後の密室でまんまと馬乗りされ、彼女の“初めて”は奪われてしまうのだ。

 しかも、その一部始終をビデオに撮影した京本は、

「これでまた会えるね」

 と笑みを浮かべ、卑劣な犯行を重ねるのだった。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論