あのレベッカが20年ぶりの再結成! 8月に横浜アリーナで単独ライブを開催することが発表された。4月21日には公式サイトもオープンするなどファンの期待は高まっているが、レベッカのファンからは、ボーカルNOKKOの伸びやかな歌声が聴けないのではないかと、今回の再結成に対して不安の声も挙がっている。
学生時代にカラオケでレベッカを歌いまくっていたというアラフィフの女性ファンが、2009年に「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)を観たときのショックを振り返る。
「NOKKOさんは代表曲の『フレンズ』を歌ったんですが、得意のハイトーンがすごく苦しそうだったんです。途中で声がひっくり返りそうになる箇所もあるなど、年齢には勝てないのかなあってガッカリしちゃいました」
この「FNS歌謡祭」でNOKKOは、往時を忍ばせるファッションに身を包んでいたが、体型のほうはお世辞にもスマートとは言いがたいものだった。2006年には42歳で高齢出産しており、いかにもママという体型だったのは致し方ないところだろう。
そんなNOKKOはここ数年、積極的にライブ活動を行なっている。最近の彼女を知る某音楽関係者は、レベッカ再結成に期待を寄せている1人だ。彼が言うには最近のNOKKOは安定した歌声を披露しているという。
「最近のライブでは『フレンズ』をボサノバ風にアレンジしており、サビのハイトーンも80年代の全盛期と遜色ありません。キーももちろん原曲キーのままです。見た目こそ“ビッグママ”風になっていますが、それが逆に安定感を醸し出しているように思います」
51歳という年齢からくる衰えは大丈夫なのだろうか? 前出の音楽関係者が続ける。
「問題ないと言っていいでしょう。オペラ歌手でも50代は下り坂にさしかかるあたりでしかなく、精力的にライブを重ねているNOKKOなら心配はありません。むしろ『FNS歌謡祭』のときのほうが、ブランクから来る影響が大きかったはずです」
そんなNOKKOのライブには、ファッションアイコンでもあった彼女に憧れていた40代~50代のファンが詰めかけ、熱い視線を送っている。横浜アリーナでは“レベッカのNOKKO”としてステージを務めるが、会場を埋め尽くすであろう30年前の若者たちが失望しないような歌声を聴かせてくれることに期待したい。