そんな中、ASKAを知る福岡在住の音楽関係者が声を潜め、彼の近況についてこう明かす。
「実は、最近になって洋子さんがASKAの実父に『私は一生を台無しにされた。あとの面倒は、そちらでお願いします』と言い放ったそうなんです。ASKA本人へもその意向を伝えている。洋子さんに見放されたASKAは、地元の福岡など各地を転々とする『流浪の潜伏生活』を余儀なくされているというんです」
確かに、ASKAとともに逮捕された・栩内被告の公判では、「髪の毛がびしょびしょになるまで激しかった」といったASKAとの行為の全貌が明かされ、洋子夫人の心痛もはなはだしかったことは想像に難くない。
しかし一方で、昨年末には夫婦で福岡に帰省。またASKAは、今年1月末の洋子夫人の誕生日にも、彼女に赤いバラの花束を贈り、夫婦2人で食事に出かけたとも一部で報じられている。
それでも、ASKAのあまりにも手痛い「裏切り」に徐々に夫人の心は離れていったのか──。
実際、冒頭の直撃では実父が「東京の事務所に‥‥」と語ったが、すでに昨年の時点でASKAは事務所を辞めている。このことから、実父の“動揺”も感じられるのだ。
再度実家を直撃すると、帰省中だったASKAの実妹が応対し、こう話した。
「兄が福岡で暮らしている? それはないですよ。定期的に電話で連絡を取り合っています。最近も少し話をしましたが、元気そうでした。(居場所については)わかってしまうと、また報道陣が殺到して、いろいろ迷惑がかかってしまうので‥‥。ふだんは高齢の父と母の2人暮らしなものですから、取材は控えていただけないでしょうか」
その口調によどみはなかったが、いずれにしても人目を避けた潜伏生活を続けているようだ。「万里の河」の歌詞のように「遠く流れる」ような、当てもない流浪生活が目に浮かんでしまうのだが‥‥。