「流言は智者にとどまる」
酒井若菜が5月14日のブログを更新した際の冒頭の文章だ。意味は“愚かな者は根拠のない噂を受け入れて他者にも話たがるが、智者はつまらぬ噂を他人に話すようなことはしないもの”である。
実は酒井、5月11日のブログで、自身のツイッターとインスタグラムを辞めると宣言した。その原因と言われているのは、同日に更新したツイッター上の次の投稿だ。
「面白くない脚本を読むと心臓がきゅっとして、一瞬震えて、えづいてしまう 発疹がぶあっと出て布団にパタリ 向田さーーん!と求めて泣く これがほぼ毎回 仕事に差し支えるので、鈍感になりたい」
つまり、自身が出演した作品の脚本に対し痛烈なダメ出しをしたのだ。芸能ジャーナリストは「芸能界追放の可能性もある」と厳しい。
「映画やドラマにとって、脚本は扇の要。その脚本を受け入れた主演俳優や監督など、関わるスタッフすべてを否定した。今後、そのような役者と組みたいと思う人はいませんよ」
しかも、酒井は過去に一度、芸能界の信用を失ったことがある。
「ドラマ『木更津キャッツアイ』で演技力が認められた酒井は、その後も順調に女優として活躍していました。ですが05年、当時不倫関係にあった脚本家の舞台をドタキャン。13年にツイッターで『本番直前での降板、本当に申し訳ありませんでした』と謝罪したばかりなんです」(芸能記者)
5月11日のブログでは、現在出演しているドラマ「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)と「ボクの妻と結婚してください。」(NHK BSプレミアム)に対して慌ててフォローしたかのように、「現在出演しているドラマの現場は素晴らしい環境」と綴ったが、この騒動に主演の堺雅人と内村光良はどう思ったか。
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