20~30代の独身男性200人によるアンケート結果が12日、発表された。「結婚後、独身の時よりも魅力が増したと思う男性タレント」ベスト10だ。ぶっちぎりの1位だったのが、小栗旬(山田優)。2位・水嶋ヒロ(絢香)。3位・庄司智春(藤本美貴)。4位・東出昌大(杏)、5位・向井理(国仲涼子)と続く。
そして6位にランクインしたのが、反町隆史(松嶋菜々子)だった。
「このアンケート結果で、反町は結婚を機に好感度が増した、イメージがアップしたと大多数が答えている。結婚当時はイケメン俳優と美人女優のビッグカップルとしてもてはやされた。だが、子供が生まれてからは、イクメンに大変身。仕事はさっぱりで、低視聴率俳優と揶揄されるほど冴えないが、子育てには熱心で、実直な姿に世間の見る目もしだいに変わってきた」(芸能ライター)
松嶋は、稼ぎの少ない夫に代わり、一家の大黒柱に。4年前の連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で最高視聴率40.0%を叩き出してからは、高視聴率女優として再ブレイク。出演作のオファーを厳選、拘束時間の短いCM、単発ドラマ、声優などの仕事を中心に引き受けてきた。
もっか、松嶋が主演で出演予定なのが、8月放送のTBS終戦70年スペシャルドラマ(タイトル未定)だ。夫を戦争で亡くし、子供と生き別れになる従軍看護婦を演じる。
「静岡県を皮切りに島根県などで国内ロケを続けてきた。この後、中国で1カ月のロケが続き、中国・北京、瀋陽の歴史的建造物を使っての撮影など、大規模な予定が組まれている。なぜこの時期に、こんな長期間拘束される仕事を松嶋が引き受けたのか疑問ですね」(テレビ誌記者)
反町の“スーパーイクメン”ぶりに安心しきっているからでは、と推測するのは、女性誌記者だ。
「格差婚夫婦と言われて久しいが、夫婦仲はすこぶる円満。教育熱心な松嶋は娘たち2人を都内の有名私立小学校にそろって通わせるなど、お受験にも成功。反町は学校行事にも率先して参加している。先日行われた運動会も夫婦で撮影を分担していた。アウトドア派の反町は娘を得意の釣りに連れ出したり、月謝7万円の英語塾までマイカー送迎したり、甲斐甲斐しいイクメンぶりを発揮している。夫に任せておけば安心という思いが、松嶋に長期ロケの仕事を躊躇することなく選ばせたのではないだろうか」
夫だって親のひとり。子育てに積極的に参加したい。そんな正直な気持ちを、12年ぶりに出演した「徹子の部屋」で、明かした反町。パソコン音痴の反町のため、娘たちから特訓を受けるなど微笑ましい親子関係を明かしていた。「夫、元気でイクメンがいい」、というのが、松嶋の偽らざる心境か。