Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔と女優・瀧本美織の交際が週刊文春で報じられて、話題を集めている。2人は11年にドラマ「美男ですね」(TBS系)での共演をキッカケに交際へ発展したという。
美男美女カップルの動向は大いに気になるところだが、それ以上に注目を集めたのが、藤ヶ谷が所属するジャニーズ事務所の「異例の対応」だ。
ジャニーズといえば、所属タレントの熱愛、交際に関しては一貫して否定的なコメントを出すことが広く知られているが、今回の藤ヶ谷の交際報道に対しては、「プライベートなことについてはお答えできません」と否定も肯定もせず、あいまいな態度を見せて周囲を驚かせた。
そうした折、業界内ではこんな声も出ているというのだ。
「今回の藤ヶ谷の一件は、ジャニーズサイドからのリークではないかという見方もあります。ジャニーズ内部は今、次期後継者争いで大揺れですからね」(スポーツ紙デスク)
ジャニーズといえば、ジャニー喜多川社長の後継者問題が以前から取り沙汰されている。
最有力候補と目されているのが、ジャニー喜多川社長の姉であるメリー喜多川副社長の娘で、嵐や関ジャニ∞などを手掛ける藤島ジュリー景子氏。そして、その対抗馬と言われているのが、SMAPの育ての親と言われるI女史だった。
そんな中、今年に入ってメリー氏が週刊文春に掲載されたインタビューで後継者はジュリー氏と断言し、“娘と対立するのならSMAPを連れて会社を出て行ってもらう”とI女史に誌上宣告して大きな波紋を広げたものである。
「表向き、I女史はジュリー氏に従う態度を示していますが、内心は面白くないでしょう。一方のメリー氏とジュリー氏もI女史に対してまだ警戒を怠っておらず、冷戦状態は続いています。そうした中で今回、I女史が手掛けるキスマイ・藤ヶ谷の交際報道が“メリー氏と昵懇の文春”に出て、しかも所属事務所も否定しないという異例の対応をとったわけですから、何ともキナ臭いですよね」(前出・スポーツ紙デスク)
瀧本との熱愛騒動でまたもや浮上したジャニーズの後継者騒動。まだまだひと悶着ありそうな気配だ。
(しおさわ・かつつね)