今年で4回目となったフジテレビの「FNSうたの夏まつり」の平均視聴率が13.3%と過去最低を記録した。司会は「水曜歌謡祭」と同じく森高千里とアンジャッシュの渡部建だったことから、局内ではこのキャスティングに非難が向けられた。
というのも、亀山社長の肝いりでスタートした「水曜歌謡祭」は、その目玉として森高を司会に迎えるため、1本100万円という破格の厚遇で起用。だが最近の放送では5%にも届かない低視聴率なのだ。
関係者によると「ゴールデン枠でこの数字では、スポンサーからのクレーム対応で大変」と、司会降板説まで浮上。森高の復帰プランの甘さが露呈したという。
降板ともなれば、「頭を抱えるのは森高だ」と言って芸能記者が続ける。
「森高が精力的に仕事をするようになったのは“2人目の子供も中学生になって子育ても一段落したから”と言われていますが、夫で俳優の江口洋介の仕事が落ち込み、家計のためというのが実情のようです。なにしろ2人の子供は都内の名門私立に通っていますから、その学費や寄付金だけでも大変な額なんです」
そんな中、囁かれ出したのが“離婚説”だった。
「芸能界では、結婚と同時に仕事をセーブしていた妻が復帰したり、精力的に仕事を始めたりすると、その後は離婚というのがおきまりのパターン。ですが、しばらく森高に離婚はない。司会業には失敗したものの、今はまだ、おしどり夫婦としての評判が高いので、今後はその路線でCM営業していくことになるでしょう」(芸能ジャーナリスト)
降板説から離婚危機まで、華麗なる復帰プランと思いきや、なにかとネガティブな噂が絶えない森高。往年の名曲「気分爽快」とはならないようだ。
(李井杏子)