「これからは彼を、そして彼の仕事を支えていくために、家庭に入る決心をいたしました」──7月28日放送の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で、山岸舞彩(28)が結婚と芸能界引退を発表した。その裏にはみずからにふさわしい男を捕まえるべく敢行した“魔性の婚活”があったという。
「所属事務所は最後まで結婚に反対していた。『日テレに迷惑がかかるので、せめて来年3月までは‥‥』と引き止めていたのに、本人は聞く耳を持たなかった。後任キャスターの人選に日テレ内は大混乱。周囲は“暴走婚”と呼んでいます」
こう打ち明けるのは日テレ関係者だ。そうまでして結婚を急いだのも無理もない。何しろ相手男性のA氏は、百貨店「丸井」の御曹司で、系列不動産会社の社長を務める超セレブ。
「A氏の実弟は、NHKの青井実アナ(34)。彼はかつてフジの秋元優里アナ(31)と噂になったことがあるなど、幅広い女子アナ人脈を持つ。兄のA氏から『紹介してよ』とせがまれ、青井アナが橋渡し役を務めたと聞いています」(A氏の知人)
2人の交際がスタートしたのは昨年9月頃。山岸にとって、その出会いはまさに願ったりかなったりだったという。山岸に近い芸能プロ幹部が語る。
「ちょうどその時期、仕事に興味を失い、婚活に力を入れていた」
きっかけは昨年の「車中キス」報道。アイスホッケー選手との熱愛デート現場を「週刊文春」(14年6月12日号)が報じ、駐車場で熱いキスを交わす姿がデカデカと掲載されたのだ。
「日テレの上層部から大目玉を食らった山岸は反省するどころか、『何で守ってくれないの』と、事務所への不信感をあらわにしていた。以降、すっかりヤル気をなくしてしまった」(前出・芸能プロ幹部)
当時、山岸は周囲にこう漏らしていたという。
「あんな男とは二度と会ってない。過去の男のデータは全部消したの」
これまで関係があった歴代カレシの電話番号やメアドを一斉消去。過去をリセットした山岸が、“ふさわしい男”を探すべく積極的に参加したのは「セレブパーティ」だった。その内情を、芸能記者が明かす。
「男性出席者は医者や弁護士ばかり。キャスターとしての見聞を広めることを名目にしていましたが、周囲は『婚活目的』と言っていました」
人気キャスターということもあって、会場での注目度は抜群だったという。
「自慢の美脚が際立つ派手な服装。キャンギャル時代のクセかもしれませんが、いつもヒップを上に突き出していたそうです。露骨な魔性の男殺しテクが反感を買ったのか、パートナー探しを陰ながら支えた女友達も離れていってしまった」(前出・芸能記者)
そんな中で出会ったのが、A氏だった。順調に愛を育んでいったが、ゴールインには大きな障害があったという。
「これまでダルビッシュ有をはじめ、プロ野球球団の社長らとも噂があった“恋多き女”。そのイメージが強かったからか、A氏の実家サイドが難色を示したそうです」(前出・知人)
A氏と山岸との結婚話が持ち上がった際には、
「ずいぶん軽いのが来たもんだな」
と、不安視する声が親族の間から上がったという。
「周囲を納得させるためにA氏が芸能界から身を引くことを提案。山岸はもともとソノ気だったので二つ返事でOK。トントン拍子に話が進んだ」(前出・知人)
婚活が実って名家に嫁入りした山岸だが、前出・日テレ関係者によれば、
「2年前、番組プロデューサーによる山岸へのセクハラ問題が浮上して以来、ハレモノ扱い。数字も稼げず、日テレとしては切るタイミングをうかがっていた」
芸能界復帰の可能性は「ZERO」!?