9月14日、女優の加藤あいが米国で第一子を出産していたことが明らかになったが、妊娠の報告を控えたことについて、ネット上では「好感が持てる」「芸能人の妊娠&出産報告はこのくらいがちょうどいい」と称賛の声が上がっている。
「7月に出産した宇多田ヒカルも事後報告でしたが、これに対し和田アキ子が『妊娠したことも言わなかったのに。(出産は)やっぱり新曲のプロモーションかね』と失言し、スタジオを凍りつかせたこともありました。初産の平均年齢が30歳を超えた今、昔より出産のリスクが高まっているわけですから、芸能人だとしても妊娠したからといってウキウキ気分ですぐに報告するという時代でもないと思いますけどね」(女性誌記者)
一方で“何でも公表したい派”の代表は東尾理子だろうか。8月に第二子を授かったことをわずか妊娠3カ月で公表し物議を醸した。
「一般的には妊娠の報告は、安定期の5カ月を迎えてからというのが慣習。まして東尾はアラフォーの高齢出産。第一子の時も不妊治療の報告にはじまり、使用済みの妊娠検査薬が写った写真をデカデカとブログに掲載したり、羊水検査の結果を公表したりと、デリケートなこともあけすけに報告するので、もしも万が一のことがあったらどうするのかと、ブログの読者も辟易していました」(週刊誌記者)
“もしも”があったら悲劇のヒロインにでもなるつもりだったのだろうか。ママタレどころか、妊活ビジネスなる言葉も生まれる昨今。母親のエゴや皮算用は抜きにして、新しい命が無事に誕生してくれることを願うばかりだ。
(諸山多美絵)