宮崎あおいと佐藤健の共演で、2016年に全国東宝系にて公開予定の映画「世界から猫が消えたなら」のビジュアルが公開された。
本作は2014年10月に函館でクランクインして以降、小樽、室蘭、東京、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのロケを敢行してきたが、今回公開されたものは、劇中で宮崎と佐藤演じる恋人二人が訪れる「イグアスの滝」にて撮影されたものだという。
ブラジルとアルゼンチンの両方にまたがる壮大な「イグアスの滝」は、ナイアガラの滝、ビクトリアの滝と並ぶ”世界三大瀑布”の一つとして知られており、その絶景を眺めに世界中から多くの観光客が訪れる滝の名所だ。そこは想像以上に激しく、轟きすら感じるその水の勢いは圧巻。訪れた誰もが息を呑む光景だという。
「特にアルゼンチン側の展望台からは“悪魔の喉笛”と称される絶景ポイントがあります。その低いゴォーという重低音と、凄まじい水流を眺めていると、今にも引きずり込まれそうな気持ちになることから、そう名付けられたと言われています」(旅行誌ライター)
だがこのイグアスの滝には、もうひとつのある不名誉な呼び名があるという。
「実はこの滝、世界的にも有名な“自殺の名所”なんです。現場にも自殺を思い止まらせるための看板が立っているほどなんです」(前出・旅行誌ライター)
実際、毎年何人もの人が人知れずこの滝で行方不明になっているのだという。
「宮崎もそんないわくつきの滝を前にして『想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした』と語っていましたが、それが大自然のパワーなのか、あるいはただならぬ気配を感じたのかは知る由もありません。
ただ、女優というのはなにかと“憑きやすい体質”とも聞きます。8月に起こした愛車ポルシェでの追突事故の一件もありましたし、一部では『なにか良からぬものを連れて帰ってきたのではないか‥‥』といった声さえ囁かれています」(芸能ライター)
最近では岡田准一との熱愛報道によるバッシングや、メディア出演が減ったことから「干された説」まで流れるなど災難続きの宮崎。こうした心配の声があがるのもうなずける。
(佐藤マコト)