切れ味鋭い毒舌で“ポストたかじん”の呼び声も高いメッセンジャー黒田。だが、そんな関西代表芸人のポジションに「待った」をかける芸人がいるという。中川家だ。
「中川家さんのコテコテの関西人ノリやモノマネが今、明石家さんまさんにハマッているんです。2人は『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)や『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などの全国ネットでコンスタントに出演していますが、どうも本人たちは東京に軸足を置いて活動する気はあまりなく、『拠点は関西がいい』と周囲にこぼしているようなんです」(在阪テレビ局関係者)
“関西愛”を標榜する黒田と中川家。そんな2組が今、大阪代表をかけて火花を散らしているのではないかと業界内で噂になっているというのだ。
「中川家さんも黒田さんもほぼ同世代の芸人で、芸歴も1年違い。それだけに周囲は『お互いをライバル視しているのではないか』と思っているんです。そんな中で10月12日放送の『明石家電視台』(毎日放送)に中川家が出演した際、兄の剛さんが、ツイッターをやっているという黒田さんを引き合いに出して『気持ち悪い』と皮肉った。普段、テレビで芸人の悪口を言わない剛さんだけにこれを見た業界人も『やっぱり!』と合点がいったようですね」(前出・在阪テレビ局関係者)
奇しくも11月に府知事選と市長選のW選挙を控える大阪。熾烈な戦いは政治の世界だけではないようだ。