芸能

NHK朝ドラ「あさが来た」ヒロイン・波瑠の”びっくりぽん”な舞台裏「4度目のオーディションで主役の座に」

20151112l1st

 NHKの朝ドラ「あさが来た」が、4週連続で視聴率20%超と絶好調だ。人気の中心はヒロインを演じる波瑠。記者は撮影終了間際に波瑠がソワソワするという情報をキャッチした。“いちずな下半身”が向かう先にあるのは男の影か──。下積み10年、本格女優へ羽ばたく波瑠の画面に映らない素顔に迫る!

 ようやく女優として一本立ちできるチャンスが巡ってきた。今年10月からスタートしたNHK朝の連続ドラマ小説「あさが来た」のヒロインに抜擢された女優・波瑠(24)のことだ。

「故・夏目雅子に似ていると言われるほどの美人で演技もできるのに、イマイチ突き抜けることができないでいた。一部では“美人すぎて個性が足りない”とも言われてきましたが、ここにきて大きなチャンスをモノにしましたね」(芸能評論家・小松立志氏)

 波瑠が演じるのは幕末の京都に生まれ、炭鉱、銀行、生命保険など数々の事業を興した女性起業家のパイオニア。日本初の「女子大学」を設立した実在の女性がモデルになっている。

 波瑠とのダブルヒロインとなる姉役には、06年の朝ドラ「純情きらり」で主演を務めた宮崎あおい。夫役に玉木宏、さらに近藤正臣や風吹ジュン、笑福亭鶴瓶といった豪華な俳優陣が脇を固めている。初回視聴率は21.1%と「あまちゃん」を超える数字を記録。その後も4週連続で20%を超えるなど、好調なスタートを切っている。

「幕末からスタートするNHK朝ドラは今回が初ですが、波瑠は着物もしっかり着こなしており、難しい所作や京言葉の使い方も合格点。5月のクランクイン当初は京言葉の微妙なニュアンスにNGを連発していたのが、どんどん上達して嫁ぎ先の大阪弁も板についてきた。負けず嫌いで努力家の素顔がよくわかりますね」(前出・小松氏)

 実は波瑠がNHK朝ドラのヒロイン役オーディションを受けるのは、「てっぱん」「愛と純」「あまちゃん」に続き、これが4度目。「あまちゃん」のオーディションでは最終審査まで残ったものの、当時まったく無名だった能年玲奈(22)に主役の座を奪われている。

「今回のヒロイン公募オーディションの参加者は2590人。二次審査では相撲を取る演技テストがあったのですが、恥ずかしさやテレが払拭しきれなかった他の参加者に比べ、真剣に取り組む姿がプロデューサーの目に留まったそうです」(テレビ誌編集者)

 相撲はヒロインのじゃじゃ馬ぶりを象徴するものとして、劇中でも頻繁に登場する。印象的だったのは友近演じる世話係のうめと相撲で別れを惜しむシーン。この撮影は波瑠がクランクインして2日目にあり、相撲を取ったあとに2人で抱き合って大泣きする演技がどうしてもうまくいかず何度もNGが出た。

「着物を着たまま、太腿が見えそうなほど大きく股を開いて四股を踏むなど、気持ちの入った体当たり演技を見せています。今後も相撲シーンは見ものです」(前出・小松氏)

 物語は江戸から明治へと変わり、いよいよ本格的な波瑠の活躍が始まることになる。モデルの女性は懐に拳銃を抱えながら荒くれ男たちの先頭に立って炭鉱を経営し、夫の愛人やその子供たちと同居していたともいう。そんな波乱万丈の人生を波瑠がどう演じていくのか楽しみだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」