11月10日、旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)が映画化されることがわかった。
太川陽介と蛭子能収の珍道中で人気のこの番組。今回は三船美佳も参加して、舞台を台湾に移して旅行するそうだ。
人気番組の映画化だが、ネット上の反応はいささか冷ややかだ。
「『バスが暴走し始めた』『テレビと何が違うの?』『お金払ってまで蛭子さん見たくはない』といった声のほか、筋書きがないはずのスタイルなのにヤラセに染まるのではないかと危惧する声も。マドンナが三船美佳という点にも手厳しい声が集まっています」(芸能ライター)
これだけ集まる心配の声だが、映画制作会社の関係者は冷静に分析する。
「斬新な番組作りで定評のあるテレ東ですが、その根底にあるのは“いかにお金をかけないか”。今回の映画化も、制作費をテレビ番組並みに抑えれば、お客が入らなくても後にDVD販売で帳尻を合わせられるという算段がついたのでしょう。今、映画界は超大作が大コケし、低予算でもヒットすることがあるなどカオス状態。何が当たるかわからない中で模索しているところなんです」
テレ東を代表する人気番組。暴走しすぎて崖から転落‥‥なんてことにならなければいいのだが。