芸能

「相棒」8年ぶり低視聴率は反町の「法務省出向」が全く活かされてないから!?

20151216aibou-2

 12月9日放送の「相棒season14」(テレビ朝日)第8話で、視聴率が12.9%と低迷した。相棒シリーズで視聴率が12%台まで落ち込んだのは、「相棒6」の第7話で12.5%を記録して以来、実に8年ぶり。芸能ライターが語る。

「前回から2%も数字を下げた第8話ですが、強力な裏番組があったわけでもなく、単に視聴者が離れたと言えそうです。この影響で平均視聴率も15.5%と低迷。それでも立派な数字ですが、『相棒』はここ2シリーズ連続で平均視聴率17.4%の超優良コンテンツですし、今作の低迷ぶりが目につきます」

 視聴率が落ちたとなれば、話題になるのはやはり犯人探しだ。ネットでは新たに主人公・水谷豊の相棒となった反町隆史を槍玉にあげる意見が多い。見た目は格好いいものの、どうしてもヤンキーっぽさが抜けず、相棒にはそぐわないという声もある。だが、前出のライターは、反町以上の戦犯がいると指摘するのである。

「今作は脚本がダメですね。警察ものとしての面白さや緻密さに欠けています。第8話は車椅子の漫画家を巡る話でしたが、今どきアシスタントなしで手描きの漫画家なんていませんよ。反町の使い方にしても、法務省から出向してきた官僚という設定がまったく活かされていないのですから、むしろ可哀想なものです」

 そんな脚本のマズさは第7話でも露呈していた。双子の姉が5歳の時、風呂で妹を溺死させたことについて、「殺人は時効」と説明していたのである。だが、5歳児の行為を殺人として扱うことはあり得ず、事故として処理されるはず。これこそ法務省官僚の反町が指摘すべき点なのだが、脚本家にはそういった配慮もなかったようだ。

「ただ、今シリーズの脚本家はこれまでのシリーズでも活躍してきた人ばかり。決して相棒テイストのわからない人が参入してきたわけではありません。だからこそ余計に不思議なんですよ」(テレビ誌ライター)

 ここに来て露呈しつつある脚本のマズさ。この謎こそぜひ、水谷が演じる右京に解いてもらいたいものだ。

(白根麻子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
【事件発生】阪神・藤川球児監督に「造反選手」が出た!「密告者」が判明したら粛清へ
2
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…
3
日本将棋連盟「ファン向け超高額設定プログラム」に「庶民は将棋界に不要ってことか」怒りのオンパレード
4
橋本環奈だけじゃない…NHK朝ドラが「黒歴史」へと暗転したヒロイン女優たち
5
【ハレンチ女子ゴルフ】「トリプルボギー不倫」川崎春花がまた欠場…お得意様スポンサーがブチ切れる!