今年の9月に急性すい炎のため都内の病院に入院し、その後、仕事復帰していたお笑いコンビ「次長課長」の河本準一が、16日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で久しぶりに司会のダウンタウン・松本人志と対面。松本はその変わり果てた河本の外見に「いろいろありすぎたんか、お前、どうした?」と意味深なツッコミを入れて笑いを誘っていたが、丸坊主で痩せたその河本の変わり様には、理由があるという。
「実は最近、河本は医者から『一生断酒』の命が下されたんですよ」
そう話すのは、さる芸能ジャーナリストだ。
「河本は2010年にも急性すい炎で入院しています。このときは『足の指20本分の生爪を一気にはがしたような激痛』が背中に襲ってきたため、番組収録後に救急病院へ。そこで、痛み止めの点滴をしている最中に意識を失い、そのまま丸2日意識が戻らなかったところまでいっていたんです」
しかもこのとき、家族は医師から「最悪の状態もあり得る」と宣告されたとか。その後河本は、約3週間の入院で16キロ痩せながらも、仕事に復帰するまでに無事回復した。
2度にわたるすい炎の原因について河本は「暴飲暴食、お酒、睡眠不足、疲労、ストレス」のすべてを満たしていたという。
「倒れる前の河本は、後輩芸人を引き連れて豪快に飲むのが常でした。その後、12年に生活保護不正受給問題が発覚して、芸能活動休止状態を余儀なくされるのですが、そうした状況のなかで酒量はますます増えていったようです」(前出・芸能ジャーナリスト)
河本は昨年から深夜番組にレギュラー出演をしているが、生活保護不正受給問題以降、かつてのような活躍は見られない。こうしたストレスもまた、すい炎を再び発症させた原因かもしれない。
先月の復帰後の会見で「50までは頑張る」と宣言した河本だが、それを守るためにも、ここはキッパリと断酒を守るしかなさそうだ。
(米沢のしろ)