1月11日、危険ドラッグを所持していたとして、医薬品医療機器等法違反の疑いで、NHKの塚本堅一アナウンサーが逮捕されるという衝撃事件が起きた。NHK放送センターに家宅捜索が入るなど、取り調べは本格化。13日には籾井勝人会長が衆院予算委員会で謝罪を行う前代未聞のスキャンダルとなった。
塚本アナが所持していたとされるのは、液体の危険ドラッグ「ラッシュ」。一部報道では、逮捕前日に塚本アナが新宿二丁目を訪れ、そこから厚労省関東信越厚生局麻薬取締部に尾行されていたとされるが、塚本アナのプライベートは謎に包まれている。
「ドラッグ等に縁遠いイメージの人だったので驚きました」
と語るNHKの局員は、次のように証言する。
「浮いた噂は聞こえてこなかったですが、同僚からの信頼も厚く、仕事も丁寧でしたよ」
昨年2月に沖縄放送局から東京に配属され、局内での評価も高かったという塚本アナ。逮捕のきっかけになったといわれる新宿二丁目では──。
「何回か来られていると思います。確か、女性と一緒だったかと。その時はノンケの人だと思いましたね」(バー店員)
世間を激震させたNHK現役アナウンサーの薬物逮捕劇。その背景に何があるのか、今後も注視したい。
(白川健一)