妹のように可愛がっている乃木坂46のメンバーを心無い言葉で傷つける一部の厄介オタをバナナマン・設楽統が痛烈に批判した。
1月31日深夜に放送された乃木坂の冠番組「乃木坂工事中」で、3月23日発売の14枚目シングルの選抜メンバーが発表された。3月に高校を卒業する星野みなみが、前作に続き10福神(メディアに優先的に出演できる選抜の中の選抜メンバー)入りを果たした。ところが、嬉しいはずの結果にもかかわらず、挨拶では涙を流した。
星野は他メンバーがモデルなどの個人での活躍も顕著なのに比べて、自分はこれといった武器がないということを悩んでいたようだが、それを握手会で嫌味っぽく「みなみちゃん、強みないのに(選抜に)いれてラッキーだね」と言われたことが非常に悔しかったようで、それが涙の原因だったという。
「先月31日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にゲスト出演した生駒里奈も、デビューから5作連続でセンターを務めていた期間中に、握手会で直接『お前ダメだから』と言われたことがあると打ち明けていたが、そういったことは頻繁にあるようですね。ブログの更新を頻繁に頑張っていた2期生メンバーの北野日奈子もつい最近、厄介オタから『ウザいからブログあげるな』と言われて凹んでいる最中とも話しています」(アイドル誌ライター)
そんな現状について、同番組のMCを務める設楽が、不用意にメンバーたちを傷つけるファンに対し「それ言ってるヤツ、クズだから! そいつの人生なんかカスだからさ、そいつよりは絶対頑張ってるしね」と、ちょっと過激な表現を使い、星野を励ました。これにはほとんどの乃木坂ファンが賛同。「よく言ってくれた」という声がネット上をかけめぐった。
「昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』でバナナマンは副音声を担当し、その様子をネットでは映像付きで配信されていましたが、乃木坂のパフォーマンス中には、設楽はいっしょに実況を担当していたNHKの久保田祐佳アナウンサーに乃木坂情報を解説しながら、とても嬉しそうにステージを見つめていました。今回は過激な言葉を使ったことで一部から批判する声もありましたが、2人の乃木坂愛の大きさはほとんどのファンがわかっていますから、ほぼ賛辞で埋め尽くされました」(前出・アイドル誌ライター)
人気の上昇とともにマナーの悪いファンが増えることはしかたないかもしれないが、メンバーもファンも得しない行為はやはりなくなってほしいというのが、乃木坂を愛する人たちの総意だろう。
(石田安竹)