多くのファンが注目していたフィギュアスケート四大陸選手権。フジテレビ独占中継の大会だけに開催中の他局での扱いはあっさりしたものだが、さすがにこれはいかがなものか。2月21日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)での関口宏のコメントだ。
「関口は普段からフィギュアスケートにまったく興味がないことがわかりますが、この日のコメントはお粗末でした。順位を書いたフリップの男子ショートの結果を見て『(ボーヤン・ジンに)これ新しい人かしら』『宇野くんは2位で、6点も離されちゃっている』とコメントしたのです。確かにボーヤン・ジンは今年シニアデビューの新しい選手ですが、4回転ジャンパーとして注目の選手ですし、宇野選手の6点差もフィギュアスケートでは大きな差とはいえません。茶飲み話のようなコメントをして終わりというのはいただけませんね」(エンタメ誌記者)
関口宏がフィギュアに興味がなかったとしても、少しは番組スタッフがレクチャーするなり、台本を用意するなりしておいてもよかったかもしれない。
「大御所の関口だけにスタッフも言いにくいところがあるのでしょう。とはいえ、最近のワイドショーは異分野のコメンテーターがしたり顔でコメントをするのが当たり前になってしまっています。関口がロクに知らないフィギュアの話を得意げに話すような画になっても困りますよね」(番組制作会社関係者)
知ったふうな口ぶりでなくても結構だが、せめて無関心を露骨に見せることだけはやめていただきたい。
(芝公子)