“潔癖症アイドル”というニュージャンルで売り出し中の寺田御子。“ゴム手袋をしたままファンと握手会”や“家族はみな潔癖症で、各人専用の風呂とトイレがある”など、エピソードに事欠かない。
2月23日放送の「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)に出演した際も、椅子の上にビニールシートを敷いた上に着席。その手には、決しておしゃれとは言えない白い手袋をはめていた。
この日のゲストは寺田のほか、アラフォー女優の高岡早紀、櫻井淳子、釈由美子、高橋茂雄、トレンディエンジェル。まずは、高岡が“セルライト”の悩みを告白すると、それに対して寺田は「私はまだ若いから(セルライトは)ない」と発言。これにはアラフォー女優3人も不機嫌な顔で互いを見合わせ苦笑いしたのだが、さらに寺田は櫻井や釈に対しても「若いから」を連発。まるでケンカを売っているような態度に3人は唖然としていくのであった。
だが、そんな寺田の表情が一変する場面があった。寺田が自身の潔癖ぶりを話し終えると、すかさず釈が「そんな潔癖症なのに、こんな汚い芸能界に入ったの?」と皮肉交じりに聞いたのだ。すると寺田は硬い表情で「すごく思います」とだけ答えるにとどまった。
「寺田はマツコ・デラックスの番組に出た時も潔癖自慢をしてマツコをドン引きさせていました。ただ、その時に遠野なぎこから“潔癖はキャラだよね。別の番組で一緒になったとき、手袋はしてたけど短パンで砂浜に直座りしていた”と暴露され、慌てる場面もありました。潔癖がキャラ作りでも構わないが、先輩芸能人にケンカ腰キャラは止めたほうがいいかもしれません」(芸能記者)
いまや新人タレントの売り込みに“キャラ作り”は必須。だが、作り込みが甘いようでは汚い芸能界で生き続けることは難しいかもしれない。
(李井杏子)