11日に日本テレビ系で赤塚不二夫氏原作の名作ギャグ漫画「天才バカボン」の実写ドラマが放送された。「赤塚氏の代表作ということに加え、バカボン役になぜか女性お笑いコンビのおかずクラブ・オカリナを配役するなど、かなり冒険したキャスティングでも注目を集めていました」(芸能ライター)
中でも、話題となったのが主人公のバカボンのパパを演じたくりぃむしちゅー・上田晋也の“大根”ぶりだ。テレビ誌ライターが言う。
「上田のバカボンのパパ役には納得がいかないという声が殺到しました。芝居が素人なうえに役柄もふざけた役のため、『しゃべくり007』(日本テレビ系)で見せる即興のおふざけ演技をバカボンのコスプレをしてやっているようにしか見えなかった。今回の実写ドラマ化は上田が番組プロデューサーに提案したことがきっかけだったため、上田もそれなりに研究はしてきたようですが、だからといって演技の実績はありませんからね。原作ファンからは『観ていて悲しくなった』との声があがりました」
またひとつ、ドラマの黒歴史に迷作が加わったようだ。
(佐伯シンジ)