野球賭博への関与を告白し、3月9日に記者会見を開いた巨人の高木京介投手に対して同情の声が寄せられている。涙ながらの会見を見た野球ファンから「何とかしてやれないか」といった声が集っているのだ。そんな状況についてスポーツライターが解説する。
「たしかに高木は正々堂々と会見しましたが、だからといって彼の行為に同情の余地があるとは思えません。むしろ、会見しなかった他の選手たちが異常なだけです。とはいえ、きっちりと謝罪する人間に対して許してやろうという気持ちが沸くこと自体は、日本人ならではの浪花節として理解できなくもないですね」
そんな謝罪会見を受け、「高木を見習え!」との非難を浴びせられているのが、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音である。ベッキーとの不貞騒動で世間を騒がせている川谷は、3月2日に開催された限定ライブにて「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど世間の誰に謝ればいいの?」と放言。さらに「内輪での話だからみんな関係ないじゃん」と言い切ったのだ。そんな川谷の態度について芸能ライターはこう語る。
「この発言から、川谷がプロミュージシャンとしての自覚を持っていないことが分かりますね。プロの道を選んだ彼はすでに芸能人であり、色恋事も“内輪”では済まされませんが、そんな立場に気づいていないようです。しかも今回の件では相手のベッキーがすべてのCMを降板するなど、すでに内輪に留まらない影響が出ています。それでいて謝罪会見など頭の片隅にもないようでは、社会人失格と言わざるを得ないでしょう」
そんな川谷はすでに27歳で、社会人なら新人扱いされない年齢だ。一方で謝罪会見を開いた高木投手は一歳年下の26歳だが、同じ大卒でも社会人としての態度は高木のほうがまだマシに見える。この調子ではたとえ川谷が謝罪会見を開いたとしても、謝罪の言葉を真正面から受け止めてくれる人はいないことだろう。
(金田麻有)