●ゲスト:高橋ひとみ(たかはし・ひとみ) 1961年、東京都生まれ。寺山修司演出の舞台オーディションに合格し、17歳で芸能界入り。79年、「バルトークの青ひげ公の城」で舞台デビュー。その後、83年に「ふぞろいの林檎たち」(TBS系)、85年に「スケバン刑事」(フジテレビ系)など、さまざまな人気ドラマや映画に出演するほか、バラエティ番組や情報番組などでも活躍する。13年、年下の一般人男性と結婚。現在、バラエティ番組「アウト×デラックス」(フジ系)、ドラマ「スミカスミレ45歳若返った女」(テレビ朝日系)に出演中。26日放送の土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39」にも出演。昨年より南アフリカ観光親善大使を務める。
「ふぞろいの林檎たち」ほか、数多くの映画・ドラマで活躍中の高橋ひとみ。最近では交際2週間のスピード婚、またバラエティ番組に「アウトな女優」として登場するなど、数々の話題を振りまいている。一見クールな美貌の下に隠されたその素顔に、天才テリーが肉薄する!
テリー 最近はバラエティ番組でもご活躍されていますよね。また、女優っぽい気負いを感じさせない感じがいいんだよなぁ。
高橋 フフフフ、ありがとうございます。何だか格好つけるのが苦手で。でも、私生活をご覧になったら、きっとがっかりすると思いますよ。「これが本当に女優か?」って(笑)。
テリー レギュラー出演している「アウト×デラックス」(フジテレビ系)もすごいじゃないですか。あの出演者の中に身を置ける女優は、ひとみさんぐらいですよ。
高橋 あの番組には最初「お酒に酔うと、いろいろしでかしちゃうアウトな女優」ってことで呼ばれたんですよね。私、高橋克実さんや竹中直人さんとよく遊んでもらってたんですけど、2人の頭を舐めちゃったところがアウトだって。
テリー 酔っ払って舐めちゃったの? そりゃあアウトだ(笑)。
高橋 で、あとになって「レギュラー出演しませんか」と誘われたんです。最初はもっとおもしろいアウトな方がたくさん出てらしたから「何で私がここにいるんだろう?」って思いましたけど(笑)。
テリー だから、そこがひとみさんの魅力的なところだよね。まず、あの番組のレギュラーを受けたのがすごいし、しかも自然体じゃないですか。そんなところをお茶の間の人たちも見抜いていて、「高橋ひとみはすごい」っていうことを感じていると思うな。実際、出てみてどうですか?
高橋 居心地がよくて、あの中にいると解放されている感じ。「自分よりアウトな人がこれだけいる」と思うと安心するんです(笑)。あと、ドラマのロケって、たいてい千葉とか山梨とか静岡とか、撮影現場が遠いじゃないですか。でもバラエティは都内のスタジオで撮影することが多いから、「お台場とか、近くていいな」と思いますね(笑)。
テリー アハハハ、ひとみさんらしい。そんなひとみさんも、いつの間にか結婚されたんですよね。
高橋 13年の11月ですから、もう2年以上前になります。
テリー 旦那さんの年齢はいくつでしたっけ?
高橋 私の2つ下です。
テリー あ、年下だったんだ。どうですか、結婚生活のほうは。
高橋 向こうはお酒が飲めないから、禁酒させられてるんです。「どうしても飲みたければ2杯まで」って。それがちょっと不満です。
テリー そんなの、僕が旦那さんでも飲ませませんよ。さっきの話を聞いたとあっては(笑)。
高橋 あと外資系の仕事だからかもしれませんけど、有給がすごく多くて、土日もお休みなんですよ。で、飲まないからすぐ帰ってきちゃう。出張もないの。
テリー 普通は逆ですよ。「外資系だから、海外に行くことが多くて寂しい」って言うのかと思ったら、全然いいじゃないですか。
高橋 いつも6時半か7時には必ず帰ってくるから「もう帰ってきたの?」みたいな。1日がたつのがものすごく早いんです。
テリー そんなに旦那さんのことを邪険に扱わなくても。
高橋 フフフ、たまには友達と御飯食べてくればいいのに、とか思いますね。