昨年の大みそかに、センターの鞘師里保が抜けたモーニング娘。’16に、スペシャルすぎる助っ人が参戦した。
20日、ハロー!プロジェクトメンバー総出演のコンサート「Hello! Project ひなフェス 2016」に、女優の松岡茉優が1日限りのモーニング娘。’16のメンバーとして参加した。そこで松岡は、自身の推しでもある鞘師と同じセンターポジションに立ち、同グループの人気曲「One・Two・Three」を、彼女たちと一緒に披露。いま売れっ子の松岡の突然の登場に、ハロプロファンたちは一斉に驚いたのだが、彼らがさらに度肝を抜かれたのは、鞘師のパートを完コピする彼女のパフォーマンスの質の高さだった。
「松岡は14年に放送されたトークバラエティ番組『WADAIの王国』(TBS系)にて、鞘師の魅力について語っていました。『1つだけ危惧しているのは、りほりほ(鞘師)は高校1年生なのに、モーニング娘。’14という大きなグループのエースだから、その重圧によって、楽しくなくなっちゃうことが松岡一番心配』と、細かい部分まで気にするほど、鞘師への愛情は計り知れないです。そんな松岡だけに今回ステージに立つことが決まり、その愛情を熱量に変えて猛練習に励んでいたようです」(芸能ライター)
加えて、彼女のパフォーマンス力の高さには朝ドラでの経験も活かされたのではないかと語る。
「松岡は2週間しか曲の準備ができなかったようですが、NHKの朝ドラ『あまちゃん』でアイドル役を演じた経験があるからこそ、振り付けもすぐに覚えることができたのでしょう」(前出・芸能ライター)
鞘師の歌い方、ダンスの癖まで完コピする松岡を見て、かつての鞘師ファンの中には「鞘師が帰ってきた」と涙をとめどなく流す人もいたようだ。
コンサートに参加した鞘師ロスのファンたちは、松岡によって一時の夢気分を味わえたに違いない。
(権田力也)