「五体不満足」の著書で知られる乙武洋匡氏が、3月24日発売の「週刊新潮」で5人の女性との自身の不貞を報じられた。これを受けて乙武氏は公式サイトで報道内容を認めた上で謝罪文を掲載。さらに、妻・仁美さんは「これからも夫を支えていく」ことを明らかにした。
幼少時の乙武氏を知る人物は「彼は“キング”だった」と話す。
「乙武くんと幼稚園で一緒だったけど、彼はすっごくかわいくて女の子からは1番の人気者でした。車いすに座っていた彼は、幼稚園児からすればいつも一段高いところにいて、『あれやって、これやって』といつも命令していました。それを女の子たちがかいがいしく従うものだから、僕ら他の男児は乙武くんを『キング』って呼んでいましたよ。その頃から“自分のために人が動くのは当たり前”と思っていたのかもしれません」
また、週刊誌記者は「体に障がいがあっても、人間が持つ本能については健常者と同じ」という。
「障がい者が多く集まるバーを取材したとき『障がいがあっても酒を飲みたいし、性への欲望だってある。俺たち別に天使じゃないから』と言われたことがありました。また、乙武さんは四肢は不満足かもしれないけど、イケメンでインテリジェンスもある。不貞関係だったから問題になったけど、乙武さんが女性にモテモテなのは何ら不思議ではないですね」
もしかしたら一般社会が障がい者を美化しすぎていたのかもしれない。
(李井杏子)