3月29日の放送回で、石坂浩二が“円満卒業”した「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)。スタッフのパワハラ騒動が話題となったが、石坂の最後の挨拶は何ともサバサバしたものであった。
「騒動以後の放送回も、石坂が映る回数が若干増えたような気がするくらいで、大きな変更はありませんでした。まあ、撮り方を変えたらパワハラを認めることになってしまいますからね」(芸能ライター)
4月からのリニューアルされた「鑑定団」では新MCに福澤朗が登場する。3月19日には初収録後に記者会見も行われたのだが、その際の福澤のコメントに、番組の今後を不安視する声が挙がっている。
「福澤が『依頼人の方の物よりも、その人の素の部分を掘り下げていきたい』と言ったのです。『鑑定団』は、言うまでもなく物が主役の番組。視聴者が求めているのは真偽の定まらぬ鑑定品で、持ち主の素性ではないはずです」(女性誌記者)
福澤が“石坂色”を払拭したいという思惑を抱いているのかは定かではないが、本来の“お宝を楽しむ”スタンスを軽んじればファンが離れていくことは想像に難くない。
果たしてどんな番組に変わってしまうのか。
(大門はな)