長澤まさみ(28)の艶っぽさが最近とみに増している。女優としては大きな武器となるはずだったが、大河出演を機に、どうにもむなしい結果を生みつつあるのだという。
3月4日、「第39回日本アカデミー賞授賞式」に登場した長澤は、総ラメ素材の衣装に身を包んでいた。背中が大きくざっくりと開いたドレスは、歩くたびに大胆なスリットから生足をチラチラとのぞかせた。映画関係者が明かす。
「当日は明らかにギャラリーと他の女優陣を意識し、『衣装では負けない』と相当気合いが入っていたようだ。所属事務所関係者は『もう少し控えめでもよかったのでは‥‥』と苦笑いでしたが、間違いなく本年のベストドレッサー。今年29歳を迎えますが、以前から、『今年は恋愛よりも女優業に力を入れたい。(年齢にちなみ)肉を食べまくって三十路を迎えるまでに勝負したい』と宣言していた」
デビュー以来の清純派から、セクシー路線転向もその表れか。昨年末、「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」に出席した際にも、上半身の線があらわになった黒いシースルーのパンツルックで、推定Fカップのバストまる出し姿が話題になったばかりだ。しかし、取材したスポーツ紙の芸能担当記者はこう話す。
「大河の撮影期間だったため、眉毛の手入れは最低限しか整えていなかったそうです。無防備な感じが扇情的ではあったのですが、ゲジゲジの太い眉毛が目立ってしまい、どことなく田舎臭く見えてしまいました」
“気合い”が空回りすることもあるようだが、NHK大河ドラマ「真田丸」でも、長澤の評判はイマイチだというではないか。
主人公・真田信繁の幼なじみで、生涯寄り添い続けた「きり役」だが、視聴者には役柄の性格がかなりうっとうしいようで、〈登場するとイライラする〉などとネット上で非難を浴びているのだ。同ドラマは第2話で視聴率20.1%と初の20%超えを記録したものの、なんと長澤が登場してから視聴率が下がり始めて、16~17%台でうろうろし、3月20日の放送ではついに15.6%までダウンしてしまった。放送担当記者が長澤の苦境ぶりを明かす。
「信繁と結ばれ、けなげに尽くす『梅役』の黒木華(26)の評判が上がる一方なんです。年下とはいえ、高校・大学時代に演劇に打ち込んでいた黒木は演技力が抜群で、長澤は見劣りしてしまう。『日本アカデミー賞』ではハッキリとジャッジされて黒木に軍配が上がっている。このままでは、番手は黒木よりも上ですが、長澤の出番がどんどん減らされることになりそうです」
一方、13年に交際が報じられた俳優の伊勢谷友介(39)とは、これまで何度か破局が報じられている。女性誌記者が2人の複雑な関係について説明する。
「伊勢谷は元交際相手へのDV疑惑が報じられるなどイメージが悪く、長澤のブレーンは別れさせたくて懇意のメディアに破局情報をリークしていた。それでも、伊勢谷に精神的に依存している長澤が猛反発。伊勢谷と別れる気はないようで、最近は大河ロケでまったく伊勢谷に会う時間がないため、ストレスは爆発寸前というほどですからね」
いっそ、大河に伊勢谷を投入して長澤と共演させれば、視聴率もアップしそうだが──。