3月26日に放送されたドラマ「大河ファンタジー 精霊の守り人」(NHK)の視聴率が10.3%だったことがわかった。同ドラマは初回から視聴率を下げてしまった。
「ドラマ『精霊の守り人』は、全12巻のファンタジー小説をNHKが映像化した壮大なプロジェクトで、今後3年に渡って放送されます。しかし、初回から視聴率は11.7%とイマイチ奮わず、2回目では10.3%と下降。早くも次回は、1ケタ突入という危機に直面しています」(テレビ誌記者)
第2話は綾瀬はるか演じる主人公の幼馴染役として、東出昌大が登場した。しかし視聴者からは「イメージと違う」「棒読みが気になる」といった辛辣な意見も目立っている。
そんな「精霊の守り人」は、日本では珍しいファンタジードラマということで、毎回、映画並の莫大な制作費が発生しているという。
「『精霊の守り人』は、豪華俳優人のギャラ、特殊メイクやCG制作、そして大規模なスタジオセットと海外ロケなどが必要とされるため、通常の大河ドラマを遥かに超えた制作費がかかっています。その額は1話あたり3億以上とも噂され、失敗は許されない。それほどNHKが力を入れているわけですから、もし序盤から1ケタ視聴率となったら、体裁が保てないでしょうね」(前出・テレビ誌記者)
「精霊の守り人」は今後、2018年まで放送が予定されている。それまでに視聴率を上げ、国民的ドラマへと成長を遂げることができるだろうか。
(森嶋時生)