週刊ヤングジャンプで連載されている人気コミック「キングダム」の連載10周年を記念して、山崎賢人が主人公の「信」を演じ、短編動画で実写化が実現。18日に同動画が公開された。
約3分の作品でありながら、中国にある世界最大級の映画撮影所・横店影視城で撮影されていることから、いずれは山崎主演で映画化も実現するのではと、もっぱらの噂だ。
しかし、原作ファンからは「なんでもかんでも山崎を起用するのは納得いかない」「山崎ファンのために作品を潰すな」「動画見たけどやっぱりイメージと違う」と山崎の主演には反対の声が非常に多い。
その中で「山崎よりももっと出演させるべきキャストがいる!」と、複数のファンから名前があがっているイケメン俳優がいるようだ。
「ディーン・フジオカです。甘いマスクで山崎同様に女性に大人気のフジオカですが、ボクシング、乗馬、中華武術を習っており、意外にも肉体派俳優。ディーンがゲスト出演した13日放送のバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)でも、その事実に加えて、ディーンが『三国志』好きであることを知った明石家さんまは、思わず『キングダムだなぁ~』とコメント。これにカトパンこと加藤綾子アナも反応し、『キングダム出てほしい~!』と嬉しそうに話していました。『キングダム』は中国の春秋戦国時代を舞台にしているため『三国志』とは別物ですが、ディーンを同作で見てみたいと賛同する声は非常に多い。さらに『信』だけでなく、ファンから人気の『昌平君』や『李牧』が似合いそう』など、様々な待望論が出ています」(エンタメ誌ライター)
これでは山崎の立つ瀬がないが、実際に映画化すればそのへんのスイーツものとは世界観が違う。主人公の年齢的には山崎という気もするが、彼の軽さが致命的だという声が多い。男性ファンの多いコミックだけに、現時点でディーンと山崎では前者に軍配が上がることは否めないだろう。さて、制作スタッフにはこの世論が聞こえているだろうか?
(田村元希)