「選手としてやる以上は、五輪という最高の舞台にもう一度行きたいという思いが強いですし、それが私の最終目標になるんじゃないかと思っています」
4月12日、寝具メーカーの発表会の席で、次の平昌オリンピックを目指すことを明言した浅田真央。実はこれより前に、決心を語っていたという。
「4月17日深夜のスポーツ番組『S☆1』(TBS系)で、高橋大輔、織田信成、鈴木明子、浅田の座談会企画が放送されました。そこで浅田は平昌オリンピックについて『そこが区切りかなって思うんだよね』と語っていたのです。この収録は、発表会で明言する2日前のことだったそうです」(テレビ製作会社関係者)
番組では、そんな浅田にほかの3人が気を遣うひとコマも。
「浅田が宣言し、『って思ってる、今は』と言うと、高橋がすかさず『今は思ってる、公言してない』とフォロー。皆で『思ってるだけ』と繰り返して、一生懸命フォローしていました。浅田の去就は世界が注目していますから、公言前にネットで騒ぎになったりしたら困りますからね。以前、佐藤コーチも話していましたが、尋常でない数のマスコミの殺到ぶりに驚き、浅田の背負っているものの重さを痛感したと言っていました」(スポーツライター)
3人の先輩も「全力で応援する」とバックアップを約束。ぜひとも浅田選手には、自分の思うままに突き進んでほしいものだ。
(芝公子)