黒木華主演のドラマ「重版出来!」(TBS系)の“あの不安”が的中してしまった。初回視聴率こそ9.2%とまずまずのスタートを切ったが、第2回の視聴率は7.1%と失速。同作は、放送前から「主役が地味すぎる」と、黒木の“平安顔”への不安が指摘されていた。
それは撮影現場でも如実となっているという。
ドラマの舞台はマンガ雑誌編集部。必然的にロケ現場は本の街、神田神保町で行われている。黒木が勤める出版社の外観も登場するが、近くには大学のキャンパスもある。偶然、キャンパス前を通りかかった女子大生が言う。
「まだドラマの宣伝が始まる前だったので、撮影をしているのはわかったけど、何のドラマかわからなかったんです。でも、『アッ、荒川良々だ!』って声が聞こえて、そっちのほうを見たら、荒川さんがいて女性スタッフと話しこんでいたんです。その後ドラマの宣伝を見て、『重版出来!』だったとわかったんです。それで思い出してみると、荒川さんの隣りに立っていたスタッフだと思った人は黒木さんだったんですよね。今までのイメージと違って、役柄上、前髪パッツンの髪型だったせいもあるけど、女優オーラはゼロでしたね。実際に誰も気づいていなかったし‥‥」
黒木の「華のなさ」が、致命傷にならなければいいが。