4月23日、「第8回沖縄国際映画祭」において、桃井かおりが監督、脚本、主演を手がけた「火 Hee」の上映会と舞台挨拶が行われた。
現れたのは、桃井のモノマネを得意とする椿鬼奴と桃井本人。桃井は映画製作費用が少なかったため、映画で使用した食器やシーツ、タイトルバックの絵画や衣装、登場する犬もすべて自前。部屋のシーンも自宅で撮影したことなどを明かし、会場を驚かせた。
「桃井がキャラクターを務めている化粧品『SK‐II』のスタッフが会場に駆けつけ、花束を贈呈するシーンがありましたが、すかさず鬼奴がCMのセリフでモノマネ。桃井をはじめ会場内が笑いに包まれました。桃井は数年前から『桃井かおりというブランドは椿鬼奴と清水ミチコにあげた』と公言しています。舌足らずでけだるそうにしゃべる“桃井かおり”は、もはや鬼奴と清水のモノマネでしか見られないようです」(映画製作会社スタッフ)
10年前からロサンゼルスで暮らし、グリーンカードも取得している桃井。「日本にいなくてもCM(の仕事)が来るのも鬼奴さんや清水ミチコさんたちのおかげ」とコメントしたが、まさにその通りだろう。