各国首脳や世界的企業などによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用を暴露し、全世界に激震を与えている「パナマ文書」。この衝撃は政財界にとどまらず、芸能界やスポーツ界でも、ジャッキー・チェン、エマ・ワトソン、リオネル・メッシといった超大物の名前がズラリ。
日本国内でも「パナマ文書」に名前が含まれていた複数の大企業が釈明に追われている。
そんな中、テレビ関係者らの間で日本国内で活躍する人気男性俳優の名前も「パナマ文書」に含まれていたとの噂が浮上。芸能界にも激震が走ったという。
「4月下旬ぐらいから、反町隆史の名前が『パナマ文書』に載っていたと噂になっていましたね」と語るのは、在京テレビ局の中堅スタッフである。
今春まで大人気ドラマ「相棒season14」(テレビ朝日系)に出演するなど、俳優として高い評価を得ている反町。確かにタックスヘイブンを利用して「課税逃れ」を考えるだけの収入はありそうだが──。テレビ局スタッフが続ける。
「実際は完全に人違いでした。5月にインターネットで『パナマ文書』関係者の名前を検索できるようになったんですが『似た名前の人』が見つかるだけ。根も葉もない噂でしたね。反町・松嶋菜々子夫妻と親交がある楽天の三木谷浩史社長の名前が載っていたことで、別人を反町さんと思い込んだ人がいたようです」
反町からすれば寝耳に水の誤情報なのであった。
(白川健一)