芸能

天才テリー伊藤対談「水崎綾女」(1)バラエティ番組は一時期つらくて…

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●ゲスト:水崎綾女(みさき・あやめ)1989年、兵庫県神戸市生まれ。15歳で上京し、04年「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でヤングサンデー賞(ベストグラビア賞)を受賞、芸能界デビュー。デビュー当初はグラビアを中心に活躍していたが、その後女優として映画「アベックパンチ」、NHKドラマ「つるかめ助産婦」、「特命戦隊ゴーバスターズ」などに出演、注目を集めた。13年、歌舞伎町でナンバーワンのキャバ嬢・立花胡桃を描いた映画「ユダ─Judas─」のオーディションで3000人の中から主演に抜擢、大胆な演技で話題を呼んだ。その後も、映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」でヒアナ役で高い評価を得るほか、数多くの映画やドラマ、バラエティ番組などで活躍中。現在、出演最新作「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」が劇場公開中。

 まぶしいFカップのグラビアアイドルから女優に転身、そのセクシーさや独特の存在感を武器にして、数々の話題作で活躍中の水崎綾女。だが、涼やかな美貌の裏には意外な素顔が隠されていた。天才テリーに告白した幼少時の震災体験、バラエティ恐怖症、そして恋愛観とは?

テリー あれ、以前「サンデー・ジャポン」で何回か会ってるよね?

水崎 私が22か23歳の時、もう4年以上前ですかね。たぶん2回ぐらい出させていただいたと思います。

テリー やっぱりそうか。出てみてどうだった?

水崎 あの番組は、今までに出たバラエティでいちばん難しかったですね。

テリー 何がそんなに難しかったの?

水崎 出演者の皆さんが、テリーさんをはじめ個性的な方が多いじゃないですか。その中でリラックスして、しかも自分らしくコメントするのがすごく難しくて。

テリー ああ、慣れてないと、そういうところがプレッシャーになるのか。

水崎 その時は「ユダ」という主演映画の宣伝も兼ねて出させてもらったんです。私はカリスマキャバクラ嬢の役で、ストーリーもけっこう激しい内容だったものですから、その役のイメージで出るのか、それともふだんの自分を出せばいいのか、よくわからなくなって。

テリー 確かに、役者さんは映画に出た時のイメージもあるからな。例えば壇蜜や橋本マナミなんかは、自分が作ったキャラクターをちゃんと演じて、バラエティに出ているよね。

水崎 確かにそういう身の振り方もありますよね。でも視聴者の方って、バラエティに出ている時の雰囲気が、その人の素だって思いがちじゃないですか。

テリー まあ、トークの雰囲気からも、そう思っている人もいるだろうね。

水崎 実は、15、16歳の時にそういう誤解を招いてしまって、すごく叩かれちゃったことがあるんです。

テリー えっ、それはまたどうして?

水崎 その当時、同じ事務所に熊切あさ美さんが所属していたんですね。

テリー あの熊切がいましたか!

水崎 そうなんです。で、熊切さんや他の先輩と一緒に、さまぁ~ずさんの番組に出させてもらった時、台本に「先輩に対して何か文句を言ってください」みたいなことが書いてあって。

テリー ああ、そういうムチャ振りがね。

水崎 ええ。「『幸薄そうだね』って言ってください」みたいなことが(笑)。

テリー あぁ、いかにもありそうだなぁ(笑)。

水崎 熊切さん自身はすごくいい方だったし、私自身全然そんなことを考えてもいないのに、その頃はデビューしたばっかりだったので「絶対言わなきゃいけないんだ」と思って、言ってしまったんですね。

テリー まあ、スタッフとしては、そういうことで番組を盛り上げないといけないからな。

水崎 そうしたら、私のブログに「生意気だ」みたいなコメントがたくさん来ちゃって。めちゃくちゃに叩かれたんです。

テリー そうか、それは傷つくな。

水崎 そのせいで、ちょっとバラエティ恐怖症みたいな感じになっちゃったんです。変なことを発言するとすごく怖いことになっちゃうんだ、って。今はちょっと免疫もついて、多少炎上しても「まあいいか」って思えるんですけど、その時はツラかったですね。

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