事件

女子大生刺傷事件、被害者の「アイドル」という肩書きに異議あり!?

20160524idolsisyo

 5月21日夕刻、東京都小金井市で発生した女子大生・冨田真由さん(20)刺傷事件。イベント会場入口で起こったこの衝撃的な出来事に世間は大きく揺れ、マスコミも大々的に報道を展開している。

 しかし、識者の中からこの報道ラッシュに対して、徐々に疑問の声が挙がってきている。

「冨田さんが一貫して“アイドル”という扱いになっているのは問題ではないでしょうか。確かに、彼女は以前アイドルグループ“シークレットガールズ”に所属していましたが、現在はシンガーソングライターとして活動していますので」(音楽ライター)

 確かに、メディアは冨田さんを紹介する際に“アイドル”という肩書きで紹介し続けており、それ故か、その後他のアイドルたちが事件翌日に実施予定だった、ファンとの接触イベントが相次いで中止となる事態へと発展している。

「アイドル×危険なファン、という図式はかなりわかりやすいので、その方向でまとめようとしているのでしょうが、それでは冨田さんの現在の活動を否定しているようなもの。彼女もこの扱いには満足できないでしょう」(前出・音楽ライター)

 アイドルとシンガーソングライター、この立ち位置は似ているようで、まるで違うのだ。

「犯人も、現在の彼女の活動を応援していたのだから、おそらくアイドルファンという括りでは収められないのではないでしょうか。そういう意味では、被害者、加害者、そして周りのアイドルにとって、今回の報道内容は迷惑なのではないでしょうか?」(前出・音楽ライター)

 一刻も早くマスコミがこの誤解を解き、アイドルに安息の時が訪れることを祈りたい。

カテゴリー: 事件   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
2
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
3
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで
4
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…
5
【NHK朝ドラ】今田美桜と河合優実の「見事なあんぱん」が弾む出色CMがコレだ!