邦画界では女優主演映画は「当たらない」という定説があるが、それは本当だろうか。
「最近は、主にコミック原作で爽やかイケメン俳優とヒロインのベタベタラブコメディである“スイーツ映画”のブームです。現在公開中の三代目JSBの岩田剛典と高畑充希のW主演『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』もまさにそれ。演技やストーリーが多少マズくても、いまもっとも稼げるジャンルとして定着しています。ところが、スイーツではない女優主演ものはことごとく当たらないのはある意味で事実。なんといっても、邦画史上に残る大コケワースト映画がそのタイプですからね」(映画宣伝関係者)
同関係者によれば、どの有名女優も大コケ映画ワースト20にランクインしているとか。
「石原さとみ、長澤まさみ、堀北真希、榮倉奈々‥‥そうそうたる顔ぶれが主演映画でやらかしてますよ。その面々以外でも綾瀬はるかはコケ映画の常連ですし、今年に入ってから歴史的大コケ作も出した話題のアイドルもいます。それと、誰もが当たるはずのスイーツ映画『L・DK』(14年)でコケて以来、主演がなくなった剛力彩芽さんもいましたね」(前出・映画宣伝関係者)
関係者が語った今年の大コケアイドルは「セーラー服と機関銃-卒業-」でやらかした橋本環奈。橋本がセーラー服姿でバラエティに出ずっぱりだった効果もなく、興行収入が正式に公表できないほどの大コケとなってしまった。しかし、こんな超爆死作でも公開週のガラガラランキングでは7位だったのだとか。その上に6作品もの涙の大コケ作が存在するのが怖すぎる。はたしてワースト1位はどの作品だったのか?
その答えは、6月3日に発売されたアイドルグラビア誌「アサ芸シークレットVol.40」の特集企画「ニッポン大コケ映画祭」でぜひチェックしていただきたい。