6月3日、札幌で国内外のトップスケーターが集うアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が開催された。世界王者のハビエル・フェルナンデスや宇野昌磨、ジュニア世界女王の本田真凜などの現役選手に、荒川静香、織田信成、鈴木明子などかつての人気選手や、海外からもそうそうたるメンバーが集結。しかし、やはり王者・羽生結弦がケガの治療のため参加できなくなった影響は少なくなかったようだ。
「今回の会場である札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナはおよそ6000人収容できるのですが、入りは1600人ほどだったそうです。滑る選手たちにもガラガラの印象を与えたでしょうね。羽生が出ても満席にはできなかったのではないかとも言われていますが、関係者にはツラい結果です。採算割れのせいか、アリーナにはイベントの垂れ幕もなく、訪れたファンも寂しく思ったのではないでしょうか」(女性誌記者)
羽生はメッセージでの出演でファンを喜ばせたが、改めてフィギュア関係者に羽生の影響力を痛感させるイベントとなったようだ。
(芝公子)