ポテンシャルの高さはパパ以上とも言われる、ある2世タレントの人気が急上昇中している。お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の娘で、タレントとして活動中の現役高校生の岡田結実だ。
結実は1歳の時に子役モデルとしてデビュー。その後、教育バラエティ番組「天才てれびくん」(NHK教育テレビ)にテレビ戦士として出演。今年に入り、大手芸能事務所のオスカープロモーションに移籍したことで、「行列のできる法律相談所」「踊る!さんま御殿!!」(どちらも日本テレビ系)などのバラエティ番組に出演するなど、ここ最近テレビ出演が急激に増えている。
とはいえ、渡辺裕太に高畑裕太、先月にはグルメリポーターの石塚英彦の娘・石塚くるみが芸能界デビューするなど、2世タレント枠は完全に飽和状態。“結実の活躍が見られるのも事務所のゴリ押しが通用する短期間だけ”という嫌味の声も聞こえてくる。しかし、彼女に限っては、親の七光、事務所のゴリ押しだけとは思えないほどのお茶の間人気を獲得しているというのだ。
「結実は14年にローティーン向けのファッション雑誌『ピチレモン』(現在は休刊)のオーディションで約1万人の中からグランプリに選ばれているほどルックスも高レベル。そのため、テレビ出演が増えるたびに『岡田の娘がカワイイ』とネット上でも話題となりました。顔は完全にパパ似ですが、父親自身も顔のパーツは整っていますから、娘が美人に成長するのは当然の結果だったかもしれません」(エンタメ誌記者)
とはいえ、可愛さだけで生き残れるほど芸能界は甘くない。ところが、結実はキャラにもパンチがあると評価されている。
「5月31日放送の『さんま御殿』(日本テレビ系)では、父の持ちネタ『閉店ガラガラ』でトークのラストを締めました。ネタの途中で冷めた空気も流れましたが、最後までやり切るプロ根性に周囲も根負けしてか、最終的には笑いをかっさらっていきました。つまらないことも押し通して最後に笑いに変える、そんなDNAも父親譲り(笑)。実は岡田家は父だけでなく、母も元お笑い芸人ということもあって、その場は絶対に自分が盛り上げるというプロとしての使命感を持っているのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌記者)
すでに一部では、父よりも面白いとの評判さえある。さすがにそれは甘めの評価だろうが、親バカとは違う父娘の絆も感じられ、出ているだけで番組が明るくなるという声があるなど、お茶の間の好感度が高いのは事実。そんな高評価とともに結実が2世タレントとして、現時点でライバルを引き離しているのは間違いない!
(田村元希)