6月18日に開催されたAKB48選抜総選挙にて、SKE48のファンが狂喜乱舞した。“だーすー”の愛称で親しまれる須田亜香里が自己最高の7位に食い込み、初の「神セブン」入りを果たしたからである。前回は18位に終わり、選抜入りさえ逃していたダークホースが見事、スポットライトを浴びたのだ。
ところがSKE48ファンの喜びも、すぐに落胆へと変わった。それは「新・神セブン」のお披露目となったイベントを報じる記事が原因だという。アイドル誌のライターが耳打ちする。
「新・神セブンは19日、期間限定でオープン中の『選抜総選挙ミュージアム』を訪問。その模様を報じる記事では1位の指原莉乃や2位の渡辺麻友をはじめ各メンバーの言葉が取り上げられるなか、須田に言及した記事がほとんどなかったのです。しかも一部の記事では『7位の須田も出席』と“おまけ扱い”される始末で、これではファンが激怒するのも当然でしょう」
こんな扱いを受けるのも須田の一般的な知名度が低いがゆえ。だが今回の神セブン入りで、ライトなファンにも名前と顔を売り込むことができたのではないだろうか。
「見た目は地味な須田ですが、握手会での“神対応”が高く評価されるなど、隠れファンは以前から少なくありません。アイドル分野では、埋もれていた存在に注目が集まることを『見つかった』と呼びますが、今回の総選挙は『須田が見つかった』ことで記憶されることになりそうです」(前出・アイドル誌ライター)
来年の総選挙でも神セブン入りを果たすことができれば、その時にはもう“おまけ扱い”からは卒業しているかもしれない。
(金田麻有)