舛添要一氏の辞職を受け、7月31日に投開票が行われる東京都知事選挙。
様々な“ポスト舛添”候補の名前が挙がるなか、今回の選挙でも橋下徹氏や東国原英夫氏といった著名人の出馬に期待の声が寄せられている。
ギリギリでの出馬表明が選挙戦に有利なこともあり、誰が出るのか予断を許さない状況が続いているが、6月下旬、「“あの人気俳優”が都知事選に出るかもしれない」といった情報が関係者の間で急速に広まっている。
「いま、石田純一さんが都知事選への出馬要請を受けているらしいですよ」と語るのはテレビ関係者のA氏。
「どこが発信元なのかわかりませんが、最近、業界の関係者が口々に言うようになりました。『石田さんが出馬することに決めたようだ』といった話までまことしやかに聞こえてきます」
石田といえば、昨年の安保法案に反対する「国会前デモ」でスピーチを行ったことでも知られている“問題意識を持った人”。それでも都知事選出馬は信じがたいが──。
「リベラル政党の関係者の中で『石田さんを担げないか』と話題になっていたのは確かです」と証言するのは全国紙の記者だ。果たして、石田の都知事選出馬はあるのだろうか。
「知名度があるので出馬すればそこそこ票を取れるとは思いますが、さすがに出ることはないでしょうね。既成事実化しようと関係者が噂を流したんでしょう」
どこからともなく流れた「石田純一出馬」の怪情報。実現の可能性は限りなく低いようである。
(白川健一)