デビュー30周年を迎えた酒井法子(45)が、プライベートでチャリティイベントに参加。汗だくバレエ艶姿と名曲を披露した現場をスクープ撮だっ!
6月15日の午後4時30分から、東京都渋谷区のスポーツクラブで「熊本地震チャリティバレエ教室」が開かれた。50人ほど集まった、クラブ会員の参加者と見学者がバレエスタジオの床に座っていると、男性スタッフが登場した。
「お集まりいただきまして、ありがとうございます。特別ゲストで酒井法子さんに来ていただきました!」
紹介を受けて、会員の前で会釈をした酒井は、デコルテラインがあらわになった黒のタンクトップに、ハーフパンツ姿。それを見た参加者からは、
「すごい細い!」
「めちゃめちゃかわいい」
と、“生のりピー”に感激する声に交じって、
「しっかりした様子で、もう大丈夫そうだね」
という、7年前の「覚醒剤事件」を心配する声も聞こえてきた。酒井がイベントに参加した経緯について、スポーツクラブ関係者はこう話す。
「今回、バレエのレッスンをしてくれる先生の教室に、酒井さんが通っているそうです。その縁もあって、チャリティ企画に賛同して、急遽参加することになりました」
1時間のイベントではバレエのレッスンをしたあと、最後に酒井が歌を披露するという流れだ。
ウオーミングアップで柔軟体操を始めた酒井は、あぐらの姿勢で前屈をするとセクシーな小尻がクイッと突き出され、床にピタリと胸元がつくほど軟らかい。
「それでは、レッスンを開始します。両足のかかとをつけて、爪先と膝を外に開き、両手をしなやかに伸ばしてみましょう」
バレエの先生による、初心者に向けた基本ポーズの指導がスタート。参加者が慣れない姿勢にバランスを崩す中、酒井は1人だけ上級者の動き。見学者からスマホのカメラを向けられても、嫌な顔を見せることもなかった。
約20分のレッスンを終えると、酒井の透き通るような白い肌に汗が浮かぶ。それを持参した青いタオルで拭き、控え室に移動した。
参加者らが床に座って待っていると、酒井は白いドレスに衣装チェンジ。マイクスタンドの前で神妙な面持ちで話しだした。
「熊本の震災があって、今日が2カ月目ということで、仮設住宅のほうにも皆さん入られて、少しずつ傷が癒えてきたような、そんなタイミングだと思います。私も出身が福岡なので、何かできることはないかと思って参加させていただきました。何かちっちゃいことでいいので、皆さんと温かい気持ちでこの場所に一緒にいられることがすごくうれしく思います」
そう語ると、スタジオに酒井のヒット曲「碧いうさぎ」のメロディが流れる。手話を交えて約4分間、熱唱すると、万雷の拍手でイベントは幕を閉じた──。
今年でデビュー30周年のタイミングで、来月から7年ぶりに公式ファンクラブを再結成。9月22日には、ディファ有明でコンサートを開催し、同時期に記念アルバムの発売も予定されている。水面下ではこんな動きも見せていた。
「高校生の息子がタレント志望なんです。酒井はその夢をかなえてあげるため、芸能関係者に頭を下げて受け入れ先を探しています」(スポーツ紙デスク)
親子共演も期待されるところだが、芸能レポーターの石川敏男氏は「再ブレイク」には懐疑的だ。
「ASKAや清原和博など、有名人が薬物で逮捕されると、過去の有名人逮捕者として、酒井の名前が報じられて悪いイメージが再燃してしまうため、ドラマなどに起用されるのは難しい。4年前に女優復帰会見で、『マンモスうれピー』と発言したのもダメでした。記者に促されてリップサービスしたのですが、世間の反応は『ふざけてるのか』と悪い印象に。アルバムがどれだけ売れるのかで完全復活が試され、瀬戸際に立たされています」
もう“逃避行”している場合ではないようだ。