マンガ家でコメンテーターのやくみつるが7月25日、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)にてスマホゲーム「ポケモンGO」のユーザーを痛烈に批判。「こんなことに打ち興じている人を心の底から侮蔑します」と切り捨てた。
このコメントには各方面から異論反論が続出。高須クリニックの高須克弥院長や脳科学者の茂木健一郎、お笑い芸人の水道橋博士らが批判の声をあげたほか、ネット上ではやくバッシングが渦巻いている状況だ。だがこれらの声はむしろ、やくにとってはウェルカムなのだというのである。芸能ライターが説明する。
「その発言を批判すればするほど、毒舌で皮肉屋というやくのポジションが安泰になるという構図です。やくはもともと課金制のスマホゲームが大嫌いで、横浜ベイスターズがDeNAに買収されたときは、ベイスターズファンを辞めると宣言したほど。今回の『ポケモンGO』批判も本人にとっては当然の発言で、それに喰いつくほうがむしろ、やくの術中にハマったと言えるでしょう」
ネットではやくに対して「マンガを侮蔑されてもいいのか!?」との批判も少なくなかったが、なにしろ当の本人はマンガ家なのにマンガが嫌いというへそ曲がりでもある。そんな性格も毒舌系のコメンテーターとして起用しやすい理由の一つであり、今回のポケモンGO騒動はやくにとって、自分をアピールする絶好の機会となったようだ。
(金田麻有)