SKE48の松井珠理奈が初の連ドラ主演を務めている深夜ドラマの「死幣-DEATH CASH-」(TBS系)。第2話以降の視聴率は残念ながら1%台に低迷しているが、それよりもはるかに大変な事態が巻き起こってたというのである。IT系のライターが驚いた様子で語る。
「ウェブ百科事典の『ウィキペディア』にて、『死幣』の記事ページが削除措置の対象になっていたんです。しかしれっきとしたドラマのページが削除されるなど通常はありえない話。そこで当該記事を確認したところ、とても記事とは呼べないような代物でしかなかったのです。これはもう異常事態と言えるでしょう」
現在はすでに修正されてはいるものの、ライターが確認した時点では「死幣」の記事には、「TBS放映(2016年7月14日~)の深夜ドラマ」と書いてあるだけで、出演者の名前や各話の放送日などが一言も記述されておらず、辞書の記事として用を足せていなかったのである。これでは削除対象になるのも致し方ないところだが、なぜそんなことになってしまったのか。
「アンチ珠理奈の人物が記事ページを改悪したのかもと思ったのですが、編集履歴を確認してみると、最初の段階からまともな記事が制作されていないことがわかりました。普通なら熱心なファンが制作発表と同時にウィキペディアの記事を作るのですが、本ドラマはSKE48のおひざ元である愛知県ではなぜか放送されていないのです。そのため肝心の珠理奈ファンががっくりきてしまい、ウィキペディアまで頭が回らなくなったのかもしれません」(前出・IT系ライター)
危うく初主演ドラマが、ネット上ではまるで存在していなかった扱いになりかねなかった珠理奈。そもそも「死幣」の記事が異常な状態にあることは、制作局のTBSが初期段階から把握しておくべきだったろう。
(金田麻有)