夏真っ盛り! 連日、日本各地で猛暑日が続き、病院に担ぎ込まれる人も多数。自分に限って、そんなことになるはずがないとあなどってはいけない。
お笑い芸人の有吉弘行も、8月7日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、自分の体に起こった初めての現象にショックを受けたと告白している。
「有吉がかかった症状は熱中症です。ロケでずっと外にいたのに、学生時代に運動をやっていた時には水を飲まなかったから大丈夫とタカをくくっていたら、その晩、ホテルで悪寒と関節痛になり、動悸がして呼吸も荒くなったそうです。後日、休みに実家に帰って弟に聞いたら、同じ症状の熱中症で1週間前に倒れたと聞いて、初めて気づいたのだとか。『絶対ならないと思っていたからショックで』と語っていました」(週刊誌記者)
熱中症は対応を間違えば命にもかかわる危険な症状だ。
「熱中症の初期症状はめまいや立ちくらみ、こむら返りや腹痛、手足の痙攣、心拍数の増加など。この段階で、体を冷やしたり、水分を補給したりすることが大事です。昔は根性論でスポーツの時に水を飲むな、などと言われましたが今は逆。激しい運動中やたくさん汗をかいている時には15分に1度くらいを目安に汗と一緒に出てしまった体内の塩分を補わなければなりません。ひと昔前に一生懸命運動をやっていた人は、特に水分補給を軽視しがちなので要注意です」(スポーツ医学に詳しい救急医療専門医)
スポーツ時だけでなく、日常生活でもこまめな水分補給をこころがけよう。
(伊藤その子)