8月16日のリオ五輪男子体操種目別決勝の平行棒。観客席には、出場する加藤凌平を応援する内村航平、白井健三の姿があった。自身の出場を終え、笑顔でリラックスした様子の2人を捉えた映像には、彼らが五輪期間中に“ハマッた”という、あるものが映し出されていた。
「それはピンバッチです。首にかけたパスの紐らしきところに、たくさんのピンバッチが付いていました。五輪開催中、選手たちはいろいろな国、いろいろな競技の選手と交流しますが、このピンバッチがひと役買うのです。2人が加藤を応援している場面でも、海外のプレス、あるいは選手らしき人からピンバッチをもらうシーンが映っていました」(スポーツ紙記者)
前回のロンドン五輪の時にも、初出場だった加藤が「ピンバッチを交換すると楽しいと聞いたので、いろいろな国のをたくさん集めたい」と“別の抱負”を語っていたが、
「今回は内村、加藤、白井の3人でピンバッチ集めを競っていたのかもしれません。内村も白井も各国の選手からリスペクトされている存在ですから、彼らとピンバッチを交換したいという人は山ほどいると思いますよ」(スポーツライター)
2人の満面の笑みは、競技が終わった安堵感ではなく、たくさんのピンバッチをゲットできたからだったのかも!?
(芝公子)