菅野美穂主演のテレビドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)が10月からスタートする。同ドラマは金曜22台に放送されるが、早くも視聴率的に苦戦が予想されているという。
「『砂の塔』は第1報で、主演の菅野以外に、2番手で松嶋菜々子が出演するということで大きな注目を集めました。しかしその後の発表で、三代目J Soul Brothersの岩田剛典や、芸人のココリコ・田中直樹、木村祐一などが重要キャストとして発表されると、ドラマファンからは『菅野と松嶋以外が地味すぎる!』と、ネガティブな意見が飛び交いました」(テレビ誌記者)
それ以外にも、同ドラマが放送される金曜ドラマ枠は現在、向井理主演「神の舌を持つ男」が視聴率3%台を記録するなど苦戦しており、その悪い流れを引きずる可能性も指摘されている。
また、もしも「砂の塔」が失敗すれば、かつて高視聴率を記録した人気ドラマ「半沢直樹」の続編にも悪影響が出る場合があるという。
「今回、TBSが菅野を主演として起用したのは、『半沢直樹』の続編出演になかなか首を縦に振らない彼女の夫、堺雅人サイドへのご機嫌伺いだと言われています。しかし、万が一『砂の塔』が視聴率的に大失敗し、菅野の経歴に傷を付けるようなことがあれば、逆にTBSは堺夫婦からの信頼を失ってしまいかねない。そうなれば『半沢直樹』の続編も立ち消えとなってしまう可能性があるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
現在も多くのドラマファンから続編が強く望まれている「半沢直樹」。はたして菅野は新ドラマを成功させ、夫のTBS復活に弾みをつけることができるだろうか。
(森嶋時生)