「昨今、女性タレントの『プチ出世コース』になっているテレビ番組が、芸能界でひそかに話題になっているようですよ」
こう話すのは、大手広告代理店関係者である。
その番組とは、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)。イモトアヤコの「珍獣ハンター」が人気のバラエティだが、注目すべきは出川哲朗のコーナー「はじめてのおつかい」なのだという。
このコーナーは、出川が海外に出かけ、文法無視で単語を羅列する「出川イングリッシュ」を駆使してミッションを遂行するというもの。「刑務所はどこか」と尋ねる際に「ドゥーユーノーウォンテッドハウス?」「メニーメニーバッドマンスリーピングハウス」などと身振り手振りで説明。そこに随行するのが「出川ガール」と呼ばれる女性タレントなのである。
初代・松井絵理奈から始まり、2代目が北川弘美、3代目に河北麻友子、その後も堀田茜、谷まりあと続いていく。
「それぞれ、このコーナーに出たのをきっかけに、ネット上などで『カワイイ!』と話題になり、プチ人気が出ました。現在は谷がカワイイと評判になっています。ちょっとした出世登竜門になっているといっていいかもしれませんね」(前出・広告代理店関係者)
芸能界「抱かれたくない男ランキング」で1位を堅守する男の、意外な「人気」を垣間見るのだった。