女優・高畑淳子が涙のカーテンコールだ。9月24日に主演舞台の「雪まろげ」が初日を迎え、高畑はダブルカーテンコールで目に涙を浮かべながらファンの声援に応えていた。その様子はニュースでも広く報じられ、年配の女性からは「あれほどの名女優がかわいそう」との声もあがっているようだ。テレビ誌のライターが語る。
「ドラマ好きの女性を中心に、息子の裕太が仕出かした婦女暴行事件で母親まで謹慎する必要はないとの声が強くなってきています。舞台翌日の25日にはNHK大河ドラマ『真田丸』が放送され、高畑は真田幸村の母・薫の役で出演。以前と変わらぬ迫力ある演技を見せ、女優としての存在感を見せつけた形となりました」
そのような応援の声があがる一方で、前出のテレビ誌ライターは高畑が舞台で見せた涙には要注意だと語る。
「象徴的だったのは『真田丸』で見せた高畑の演技です。息子の前では食事ものどが通らないほど具合が悪いはずなのに、見ていないところではこっそりと甘いものを食べるというしたたかさ。そんな裏表のある人物を演じさせたら高畑は天下一品ですが、今回の事件に関してもやはり表と裏の顔は相当違うのではと思わずにはいられません」
その涙は演技なのか、それとも真意なのか。ともあれ、息子・裕太を思う気持ちがひたすら強いという点ばかりは間違いないようだ。
(金田麻有)