競技フィールドで観客を魅了するアスリート美女たちも、戦いの場を一歩離れたら生身の若い女性だ。数々の「SEXスキャンダル」が報じられてきたのも致し方ないところだ。
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98年の長野大会で、日本人女子として冬季五輪初の金メダリストに輝いたモーグルの里谷多英(36)。その彼女が05年2月、「公然わいせつ&暴行事件」を引き起こした。
「六本木のクラブで泥酔したあげく、複数の男性とワイセツ行為に及んだとされ、止めに入ったスタッフにかみつくなど暴力を振るったため、麻布警察に連行されたんです」(社会部記者)
しかも、当時の里谷はれっきとした既婚者。マスコミの大バッシングにさらされることになった。06年のトリノ大会後に離婚。その後、競技成績も10年のバンクーバーは19位と低迷するなど振るわない。
「今年2月のW杯では予選落ちして、スキー連盟から“引退勧告〞まで受けました。でも日本モーグル界では、里谷の実力が図抜けている。大会前日に他の男性選手と泥酔して腕を組んで歩く姿を目撃されたこともありましたが、それでもその大会では結果を出していたほどです。コーチ代表枠は4人あり、里谷はその枠に入れそうな位置にいます」(スポーツ紙デスク)
一方、スノーボードの今井メロ(24)は金メダルを期待されながら、トリノ大会本番では2回の演技でいずれも転倒。腰を強打して、ヘリコプターで運ばれる屈辱のシーンが映し出された。帰国後は“風俗嬢疑惑〞“リストカット過去〞などさまざまなスキャンダルが噴出する。そして10年に1歳年下の男性と結婚↓出産。しかし、わずか1年足らずで離婚した。しかも、数カ月で別の男性と再婚し、新しい夫との間に第2子も誕生している。
「妊娠の時、第2子の胎児は双子でしたが、そのうちの一人は重度の病気だったため、もう一人の女児だけを昨年11月に、超未熟児で出産しています。その赤ちゃんも体調不良があり、今月手術を受けるそうです」(芸能記者)
母親として頑張りどころだ。
08年11月、女子卓球のエース・福原愛(23)に初のラブロマンスが発覚した。男子テニスのエース・錦織圭(22)と「原宿手つなぎデート」が「フライデー」に報じられ、大きな話題を呼んだものだった。スポーツライターが言う。
「もともと福原は五輪の選手村で外国人選手からすごくモテる。中国でアイドルのような人気を誇っていますが、黒髪に黒い瞳の笑顔は、ヨーロッパのアスリートからもツーショット写真を求められるほどです。肩を抱かれそうになって恥じらう様子がかわいいとか」
福原は今年1月の全日本選手権で女子シングルス初優勝。錦織も日本人選手の最高ランキングを更新し続けている。すでに別れたと言われるが、熱愛報道が収まってからの2人は絶好調である。
元祖五輪お騒がせ美女といえば、天才スイマーと呼ばれた千葉すず(36)。96年アトランタ大会で現地から発した「みんなメダルき○がい」の“迷セリフ〞は国民の記憶に残ったが、私生活ではスキャンダルと無縁だった。
「02年に、後輩でアテネ大会で銀メダリストの山本貴司と結婚しましたが、現役時代から愛を育み、社内結婚みたいな感じでしたね。アトランタ五輪以降は、マスコミから逃れるようにカナダにベースを移し、同じコーチのもとで練習していましたね」(前出・スポーツライター)
ロンドン五輪出場選手でも、この6月に、バドミントン混合ダブルス代表の潮田玲子(28)に柏レイソル・増嶋達也との熱愛がフライデーにスクープされた。
「話題作りのために潮田サイドがリークしたのでは、という説もあります。発売2日後に、彼女が出席したバドミントンのイベントがあり、タイミングがバッチリでしたから」(スポーツ紙デスク)
五輪美女にスキャンダルは尽きないのである。